AIイラストでオリジナルグッズは作れる?pixivFACTORYとSUZURIで試作してみた記録

AIでイラストを作っていると、ふと
「これ、グッズにしたらどうなるんだろう?」
と思うことがあります。
画面の中で見ているだけでも楽しいけれど、ステッカーやTシャツ、キーホルダーみたいな形になったら、また違う見え方をするのかもしれない。
そう思って、最近少しずつAIイラストを使ったオリジナルグッズ作りを試しています。
今回は、pixivFACTORYとSUZURIを使って、実際にいくつかグッズを作ってみました。
ただし、まだ実物は手元に届いていません。
なのでこの記事は、印刷の仕上がりや品質をレビューする記事ではなく、
「注文するまでに何を考えたか」
「どんな絵がグッズに向いていそうか」
「pixivFACTORYとSUZURIで作ってみてどう感じたか」
をまとめた制作メモです。
完成を待たずに途中経過を出していく、いつもの未完成スタイルです。
この記事では、次のようなことをまとめています。
この記事でわかること
- AIイラストでどんなグッズを試作したのか
- pixivFACTORYとSUZURIを使ってみた印象
- イラストごとのグッズ向き・不向きの感覚
- 実物が届いたら確認したいポイント
実物レビューは、商品が届いてから写真つきで改めてまとめる予定です。
AIイラストでどんなグッズを作ってみた?
今回試作したのは、AIで制作したキャラクターイラストを使ったグッズです。
最初から「これを売るぞ」というより、まずは相性を見るために、いくつかのアイテムに置いてみました。
試してみたのは、このあたりです。
- ステッカー
- Tシャツ
- キーホルダー
- トートバッグ
- ポーチ
- スマホケース
イラストの方向性は、少しシュールで、静かなユーモアのある雰囲気です。
かわいいだけではなく、ちょっと変で、日常に置くとふっと笑えるようなもの。
たとえば、少し真顔のキャラクターだったり、どこか不機嫌そうな猫だったり、妙に落ち着いた空気のイラストだったり。
音楽が趣味なので音楽要素は入れたいなと考えました。
いくつかアイデアを出しながらChatGPTに絵を描いてもらって、実際にプレビュー画面に並べてみると、同じイラストでもアイテムによって印象がかなり変わります。
「これはステッカーだとかわいい」
「Tシャツにすると少し主張が強い」
「トートバッグなら意外と使えそう」
そんなふうに、画面上のイラストとして見ていたときとは違う判断が出てくるのが面白かったです。
★画像:試作したグッズのイメージ一覧(pixivFACTORY/SUZURIのプレビュー画面)★





実物が届く前に記事にする理由
本当は、実物が届いてから写真つきで紹介する方が、記事としてはわかりやすいと思います。
印刷の色味、サイズ感、素材感、実際に使いやすいかどうか。
そういうものは、届いてみないとわかりません。
それでも今回は、あえて届く前の段階で記事にしておくことにしました。
理由は、グッズ作りは完成品だけを見ると簡単そうに見えるけれど、実際にはその前の段階でけっこう考えることが多かったからです。
この絵は背景を消した方がいいのか。
画像の解像度はどうか
ステッカーなら輪郭ははっきりしていた方がいいのか。
キャラクターだけ切り抜いた方がかわいいのか。
四角い絵のまま使った方が雰囲気が残るのか。
こういう迷いは、完成品レビューだけでは残りにくい部分です。
なので今回は、届く前の試作メモとして、考えたことも含めてまとめておこうと思います。
あとから実物が届いたときに、
「画面ではよく見えたけど、実物ではこうだった」
「思ったよりよかった」
「ここは次回直したい」
と比較できるのも、制作記録として面白そうです。
pixivFACTORYで作ってみたもの
まず試してみたのが、pixivFACTORYです。
pixivFACTORYでは、主にステッカーやアクリル系の小物を作ってみました。
めじるしチャームが作れるのがよかったです。
まずはアカウントを作成して、グッズをつくるボタンから、作りたいアイテムを選びます。
画像をアップロードしてプレビューボタンを押すと、完成イメージを画面上で確認できるので、グッズ化したときの雰囲気が見えやすいです。
特にステッカーやキーホルダーのように、イラストそのものを主役にするグッズとは相性がよさそうだと感じました。
キャラクター単体の絵を置いてみると、かなりグッズらしく見えます。
逆に、背景込みで雰囲気を見せるタイプの絵は、ステッカーやアクリルにすると少し難しいかもしれません。
もちろん四角いステッカーとして使うなら背景ありでも良いのですが、ダイカットっぽく使いたい場合は、キャラクターの輪郭がはっきりしている方が扱いやすそうです。
pixivFACTORYでは、背景が白にしておくと右上に白背景を除くというボタンもあるので透過画像を用意できなくても、気軽にダイカットのステッカーやキーホルダーをつくることもできますよ。
プレビューをみてノイズのチェックをして保存。
背景を整理するとグッズ化しやすい
今回やってみて感じたのは、背景を整理したイラストほどグッズにしやすい、ということです。
AIで作ったイラストは、背景まで雰囲気よく作れることが多いです。
でも、そのままグッズにしようとすると、背景が少し邪魔になることがあります。
特にステッカーやアクリルキーホルダーは、形として切り出されることを考える必要があります。
背景が複雑だと、どこを輪郭にするのかが曖昧になったり、キャラクターの存在感が弱くなったりします。
逆に、キャラクターがはっきりしていて、余白がきれいに取れている絵は、グッズにしたときの想像がしやすいです。
次にAIで生成するときは、最初から
「背景なし」
「余白多め」
「キャラクターの輪郭がはっきりした構図」
を意識して作るのもよさそうだと思いました。
もちろん、すべての絵をグッズ用に作る必要はありません。
背景込みで完成している絵は、ポスターやクリアファイル、スマホケースのような面のあるアイテムに向いている気もします。
このあたりは、実物が届いたらもう少し判断できそうです。
SUZURIで作ってみたもの
SUZURIでは、Tシャツやトートバッグ、ポーチなど、日常で使えるアイテムを中心に試してみました。
SUZURIはアイテムの種類が多いので、ひとつのイラストからいろいろな展開を考えやすいです。
同じ絵でも、Tシャツに置いたときと、トートバッグに置いたときではかなり印象が変わります。
画面上では少し強いかなと思ったイラストも、トートバッグに置くと意外とかわいく見えたりします。
反対に、イラスト単体では気に入っていても、Tシャツに大きく置くと「これは誰が着るんだろう」と急に冷静になることもありました。
グッズ作り、そこが難しいです。
絵として好きなものと、実際に使いやすいものは少し違うのかもしれません。
suzuriはショップで販売するというボタンか自分用につくるボタンから作成できます。今回はショップで販売するで作成しました。
画像をアップロードすると全商品に配置したイメージ画像がでてきます。1つの画像から複数のグッズに展開するのがとても楽なつくりになっているところは、pixivFACTORYとの違いですね。
ただ、解像度や画像のサイズをつくりたいものの大きさに最初から合わせておく必要があるかなという印象をうけました。

Tシャツは「主張しすぎない置き方」がよさそう
特に悩んだのがTシャツです。
イラストを大きく配置すると、完成イメージとしては目立ちます。
でも、実際に着ることを考えると、少し主張が強すぎるというかバランス悩みます。
かわいいけれど、着るには勇気がいる。
実物届いてみないとこれはよく分からない感じです。
Tシャツはワンポイントにしたり、余白を多めにしたりする方が普段使いしやすいのかもしれません。
「絵を見せる」というより、
「ちょっと変なものが、さりげなくいる」
くらいの方がちょうどいいのかもしれません。
もちろん、万人受けしなくても好きなものを好きに作れるのがグッズつくりの魅力なので私は結構個性的なデザインも作ってみました。
でも、日常で使うなら、少し引いたデザインの方が長く使いやすそうですね・・・
★画像:SUZURIのTシャツ・トートバッグの配置プレビュー★


pixivFACTORYとSUZURIの違い
今回、pixivFACTORYとSUZURIを並行して使ってみて、ざっくりとした使い分けの感覚が見えてきました。
あくまで試作段階での印象ですが、私の中ではこんな感じです。
pixivFACTORYは「イラスト単体を主役にする雑貨」向き
pixivFACTORYは、ステッカーやアクリルキーホルダーなど、イラストそのものを小さな雑貨として見せたいときに使いやすい印象でした。ホログラムステッカーやオーロラステッカーなど種類がいろいろあるのも魅力ですね。
キャラクター単体の絵や、輪郭がはっきりしたイラストと相性がよさそうです。
背景を整理した1枚絵を使うと、グッズとしてまとまりやすい気がします。
SUZURIは「日常アイテムに展開する」のが楽しい
SUZURIは、Tシャツ、トートバッグ、ポーチ、スマホケースなど、日常で使うアイテムに広げやすい印象でした。
ひとつのイラストをいろいろな商品に置いてみて、どれが合うか比べられるのが楽しいです。またカラー展開が豊富なので幅が広がります。
「この絵はTシャツよりトートバッグの方が合う」
「これはポーチにしたらかわいいかも」
という発見がありました。
どちらが良い悪いというより、作りたいものによって使い分けるのがよさそうです。
まずは同じイラストを両方で試してみて、見え方の違いを比べるのも面白いと思います。
権利まわりの確認について
AIで作った画像をグッズにする場合は、権利まわりの確認も必要です。
大きく分けると、確認したいのは次の2つです。
- 使っているAI生成ツールの利用規約に問題がないか
- 他の人の著作物・キャラクター・ブランドなどに似すぎていないか
今回は、自分なりに確認したうえで試作しています。
実物が届いたら確認したいこと
まだ実物は届いていないので、今の段階では画面上のプレビューを見た感想になります。
実物が届いたら、確認したいことがいくつかあります。
- 印刷の色味は画面とどれくらい違うか
- 細い線や淡い色がきれいに出ているか
- ステッカーのサイズ感はちょうどいいか
- Tシャツにしたときのデザインの主張は強すぎないか
- 実際に使いたいと思えるグッズになっているか
特に気になっているのは、線の細かさと色味です。
商品によって印刷方法も違うので同じ画像をつかっていても色味や線の出方は変わると思います。
AIイラストは、画面で見るときれいでも、印刷すると細部がつぶれたり、色が少し沈んで見えたりする可能性があります。
そこは実物を見ないとわかりません。
届いたら写真を撮って、印刷の仕上がりや使い心地も含めて、改めて実物レビューとしてまとめる予定です。
試作中のグッズを置いているショップはこちら
まだ試作中ですが、SUZURIとBOOTHでTシャツやトートバッグなどを少しずつ公開しています。
★SUZURI-SHOP-LINK★
ショップを見てみる →https://suzuri.jp/henna-nichijo
★-BOOTH-LINK★
ショップを見てみる→https://henna-nichijo.booth.pm/
まとめ
今回は、AIイラストでオリジナルグッズは作れるのか、pixivFACTORYとSUZURIで試作してみた制作メモをまとめました。
実物はまだ届いていないので、今回は完成品レビューではありません。
でも、作っている途中でも気づくことはけっこうありました。
AIイラストは、画面の中で見ているときと、グッズに置いたときで印象が変わります。
ステッカーに向いている絵。
Tシャツにすると少し強すぎる絵。
トートバッグに置くと意外としっくりくる絵。
同じイラストでも、使うアイテムによって見え方が変わるのが面白いところです。
今のところ、pixivFACTORYはステッカーやアクリル系のようにイラスト単体を主役にする雑貨やトートバッグ、SUZURIはTシャツやトートバッグなどの日常アイテムへの展開に向いていそうだと感じています。
まだ試作段階ですが、作って終わりではなく、グッズにしてみることでまた違う発見がありました。
実物が届いたら、印刷の仕上がりや使いやすさも含めて、改めて紹介していきます。